京都音博
2009年 09月 25日
目的は、くるり主催の京都音楽博覧会。
前日まで原稿、原稿に追われていたので、この日をどれだけ待ち望んでいたか!
朝4時起きもなんのその、でした。
一緒に行った友達は、音博皆勤賞。いろいろ慣れていて、私は後ろを付いてゆくだけ。
ほんとにお世話になりました。
京都に降り立つと、ちょっぴり曇り空だったけれど、終日雨には降られなかったです。
ほんのり涼しくて、日焼けもしなかったしよかったのかも。
12時になり、いよいよスタートです。
トップバッターは、ふちがみとふなと。ふちがみさんと、ふなとさんの男女ユニットです。
メロディオンやアンデスを上手に使いこなして、かわいい楽曲を次から次へと演奏します。
とくに「ロールケーキの歌」の、「ロール、ロール♪」ってフレーズがしばらく耳から離れなかった。
憧れの矢野顕子さんが出てきたときは、ちょっぴり涙が出そうになりました。
黄色いふわっとしたノースリーブに、細身のジーンズ姿が素敵で。
流れるようなピアノの音を野外で聞くと、また気分が違います。
「ひとつだけ」、やっぱりいい歌だったな。心にずっとしまっておきます。
奥田民生の番になると、ファンの人たちが前にぎゅぎゅーっと押してきてタイヘンでした。
ソロになってそんなに聞いたことがなかったのですが、
歌いだすとその人気の理由がわかりました。
ギター1本で「さすらい」をのびやかに歌う民生さん。トリハダが立ちました。
こんなにいい歌だったけなあ。案外、熱い人なのかなと思いました。
矢野さんの「ラーメンたべたい」や、くるりの「ばらの花」のカバーもよかった!
ボ・ガンボスfeatラキタ、とっても素敵でした。歌の雰囲気が野外に一番合っていたと思います。
ラキタくんはボ・ガンボスのボーカルで、2000年に亡くなられたどんとさんの息子さんだそうです。
まだ18歳ぐらいだと思うのですが、歌もギターもとてもよくて、色気がありました。
10代でこの色気だと、20代になったらどうなるんだろう。
そして、今回のヤマともいえるゲスト、石川さゆりさんの登場です。
舞台には多くの楽器がセッティングされ、演奏するスタッフの数も大勢でした。
いざ、津軽海峡冬景色のイントロがジャーンと流れると、
舞台の左から着物姿の石川さゆりさんが登場。「本物だ・・・」、またトリハダが立ちました。
京の数え歌や、天城越えを目の前で聞いて、石川さゆりさんは職人だなと思いました。
ものすごい歌唱力で、表現力もすばらしくて。それが若い世代に伝わるってすごいことだと思う。
音楽に垣根はないんだな、と思いました。
日がくれはじめ、辺りがだんだん暗くなってきたころ、最後の出演者くるりの登場です。
音博の主催者でもあるくるりは、何度も「集まってくれてありがとう」って言っていました。
くるりのライブには何度も足を運んでいるけれど、
音博は、参加している私たちも一つになっている感じがして、そこがいいなあと思いました。
アンコールに聞いた「虹」。私の大好きな曲です。
京都のことを歌ったこの歌を、京都で聞くと感慨深い。
やっぱりここでもじーんとしてしまいました。
また来年も行きたいです。
次の日記では、翌日の京都めぐりのことを書こうと思います。
by asagao-techo
| 2009-09-25 22:22
| 音楽